こんにちは。
今回はベトナム語検定試験について紹介していこうと思っています。
昨今ベトナムとの交流が深く、日本で働くベトナムの方も増えてきており、ベトナム進出している日系企業も増えてきています。
ベトナム語検定に合格することは、自分のベトナム語の証明となるため、今後のビジネスの面でも役立ちます。
国際的に活躍したいあなたにとっては、就職活動などにおいて企業において語学力がアピールできることでしょう。
検定試験が明確な目標として設定しやすくなるため、勉強の動機づけとしてもいいでしょう。
また、自分の実力を把握することで自分の成長を実感することができるため、モチベーションを高く維持することができます。
検定試験を受験することは自分の語学力を客観的に評価することになります。
技能ごとの自分の実力というものを把握することができるため、自分の弱点を知ることができ、今後の勉強にも生かすことができます。
ベトナム語検定試験とは 本記事で紹介するベトナム語検定は以下の三つです。
- 実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)
- 国際ベトナム語能力試験(iVPT)
- ベトナム語能力評価試験
それぞれの検定試験について説明していきます。
実用ベトナム語技能検定試験は特定非営利活動法人 日本東南アジア言語普及交流協会が実施する日本国内で受験できる検定です。
試験会場は東京のみで年に一回6月頃に実施しているのみであるため、地方に住んでいる人には受験しずらい点はありますが、日本での受験者が多い試験であるようです。
現状1級についてはいまだ実施はされていないようです。
試験科目の内容は「リスニング」と「筆記」に分かれており、筆記試験の中でさらに「語彙・文法」と「リーディング」で分かれています。 リスニング、リーディン、語彙・文法それぞれの区分に基準点が設定されています。 合格基準は各区分すべてで基準点を満たしていることと、総合点が各級に定められている点数を満たしていることです。
※2023年度の情報です。
- 開催地:東京
- 試験日:2023年6月18日
- 申込開始日: 2023年4月7日
- 申込締切日:2023年5月15日(団体は2023年5月8日)
- 実施級:2級・3級・4級・5級・6級・準6級
VTS(VIETNAMESE TESTING SERVICE)が主催する試験であり、台湾国立成功大学ベトナム研究センター及び社会法人台越文化協会が共同で設立した機関であります。
日本では大阪大学と神田外語グループが運営しています。世界多数の大学や教育機関で認可されている試験であり、国際な検定試験といえるでしょう。
実施会場も大阪大学箕面キャンパスと神田外語学院(東京)の2会場あり、実用ベトナム語技能検定試験と比べて受験しやすい試験といえます。
開催時期については年に一度、2月上旬に開催されています。
ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に基づいたレベル判定をしているため、国際的な指標を意識しているのではないかと感じます。 試験内容もレベルB以上は4技能が課されているため、総合的なベトナム語レベルを図ることができます。
試験種別と各試験科目は以下の通りです
- レベルA:聴解、読解
- レベルB:聴解、読解、筆記、口述
- レベルC:聴解、読解、筆記、口述
試験結果はA1, A2, B1, B2, C1, C2の等級に分けられます。
※2024年の試験について募集は締め切られています。
- 開催地:大阪、東京
- 試験日:2月11日
- 出願期間:2023年12月1日~2023年12月22日
- 実施級:A,B,C(合格判定はA1, A2, B1, B2, C1, C2)
ベトナム国家大学ホーチミン人文社会科学大学が主催するベトナムで受験できる試験です。実施回数も年に数回行われているため、ベトナムに留学している人はこちらの試験も受けてみるのはいいかなと思います。
評価基準もヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)にのっとっているため国際的な指標として有益でしょう。
問題は受験者全員同じであり、スコアによってレベルが分かれます。
試験内容 リスニング(60分) リーディング(60分) ライティング(60分) スピーキング(15分)※待ち時間含め1時間
- 開催場所:ベトナム国家大学ホーチミン人文社会科学大学ベトナム語学部
- 実施日:奇数月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)
- 出願期間:各実施日の約3週間前まで
- 合格レベル:A1, A2, B1, B2, C1, C2