単語:mắm tôm
意味:エビや小エビを塩漬けして発酵させた、ベトナムの発酵調味料。強い香りと塩気があり、主に薬味・つけだれ・風味付けに使う。日本語では「エビ発酵ペースト」「発酵海老ペースト」などと説明されることが多い。
類義語:mắm ruốc(小エビの発酵調味料。地域差あり)、mắm nêm(魚系の発酵調味料。別物だが用途が近い)
対義語:nước mắm(液体の魚醤。発酵調味料ではあるが、mắm tômほど濃厚ではない)、gia vị tươi(生の香味野菜・生の調味料)
解説:mắm tôm はベトナム料理、とくに北部で非常に有名な調味料です。見た目は紫がかった灰色で、香りがかなり強く、日本人には最初に驚かれやすい食品です。ただし、単に「臭い」だけでなく、旨味と塩味が強く、レモン汁、砂糖、唐辛子、酢などを加えて食べやすくして使うことが多いです。代表的には、bún đậu mắm tôm(豆腐と揚げ物をmắm tômで食べる料理)や、茹でた野菜、茹で豚、麺料理のつけだれとして用いられます。日本語で訳す際は「エビ味噌」と言われることもありますが、日本のエビ味噌とは製法・風味が異なるため、厳密には「発酵したエビのペースト」と説明するのが無難です。会話では、食べ物の好みを表すときに「mắm tômが好き/苦手」と言えば、ベトナム文化への理解を示す表現になります。
例文:
・Tôi thích bún đậu mắm tôm vào cuối tuần.
・Mắm tôm có mùi rất mạnh nhưng rất ngon.
・Bạn cho thêm chanh vào mắm tôm nhé.
・Cô ấy không ăn được mắm tôm vì quá nặng mùi.